東京都教育委員会は、高度で創造的な探究学習を社会・世界と連携して提供する「Diverse Link Tokyo Edu」の取組の一環として、東京都教育委員会とクイーンズランド工科大学及び東京大学先端科学技術研究センターによる特別講座「Tokyo Leading Academy※」トライアルを令和元年11月17日(日)に開催しました。
当日は、都立学校の中・高校生約30名が参加しました。東京大学先端科学技術研究センター及びクイーンズランド工科大学の教授による講義や質疑応答、代表生徒によるプレゼンテーション等を全て英語で行いました。
また、小池知事も講座の一部に参加しました。
【参考】Tokyo Leading Academyとは
高度で創造的な探求学習を社会・世界と連携して提供する「Diverse Link Tokyo Edu」の取組の一環として、意欲と能力の高い生徒を対象に、世界トップレベルの学習機会を提供する特別講座
1 開催日時
令和元年11月17日(日) 9時30分から12時00分まで
2 場所
東京大学先端科学技術研究センター ENEOSホール
3 出席者
【講師】
・クイーンズランド工科大学 イアン・マッキーノン教授
・東京大学先端科学技術研究センター 杉山正和教授
【参加者】
・都立学校の中・高校生及び引率教員等 約30名
(日比谷高等学校、白鷗高等学校・附属中学校、南多摩中等教育学校、三鷹中等教育学校、国際高等学校、千早高等学校)
【特別ゲスト等】
・小池知事
・藤田教育長
・クイーンズランド州政府貿易投資庁 シャノン・ウィロビー局長
・東京大学先端科学技術研究センター 近藤高志副所長
4 内容
【テーマ】
How to realize sustainable energy systems
【構 成】
第1部:レクチャー/最新の実験機材による実演/Q&Aセッション
“Hydrogen as an enabler of disruptive installation of renewable energy”他
・再生可能エネルギーに関する、最新の日本の取組と世界の動向、国際連携の重要性について、日豪2名の教授から講義
・実験の実演により、太陽光と水素とがどのように発電に関係するのかを説明
第2部:代表生徒による研究成果プレゼン/Q&Aセッション/教授陣による講評
総 括:他の参加者の学びを共有

杉山教授及びマッキーノン教授による講義

杉山教授による実験装置についてのご説明

代表生徒による研究成果のプレゼンテーション

小池知事から生徒への激励スピーチ

教授陣による講評
5 参加者の反応
・8割以上の参加者が、「大変満足」又は「満足」と回答
・8割以上の参加者が、「また参加したい」と回答
・具体的な良かった点として、レクチャーの内容や英語で実施されることを挙げる割合が多くありました。
今回は、東京都教育委員会とクイーンズランド工科大学及び東京大学先端科学技術研究センターとのDiverse Link Tokyo Eduに関する覚書を基に実施された初めての取組となりました。今回の取組を踏まえ、実施内容について更に充実させながら、次年度は、多岐にわたるテーマで複数回開催することで、「Diverse Link Tokyo Edu」の取組を推進していきます。